宗像市ひかりヶ丘 M邸
落ち着いた雰囲気がお好きなM様ご夫婦。
これから年齢を重ねていくにつれて大変になるであろう雑草対策でご相談いただきましたが、味気のない防草処理も嫌だなとお考えでした。
それと表からの目隠しも気になる、少しはお花なども楽しみたいというご相談。
一挙に解決しつつ、落ち着いた世代のM様のお好みに合わせるべく心配りさせていただきました。
施工前
購入されたお宅のお庭には地下茎がすごい雑草がとってもとっても出てくるという状況でした。
植木もM様のお好みとは遠いものでした。
グラバー邸などの落ち着いた洋風お好きだとのことでしたので、和の植物も用いつつ和洋折衷のデザインをご提案。
天然素材を組み合わせつつ草取りの手間が減るように自然石のテラスを広めに造りました。
隣家の物置を目隠ししつつ、単調にならないように明るい塗り壁の塀や古耐火煉瓦でリビングからの景色を作ります。
デッキ横にジューンベリーを植栽しキッチンからの奥行き感を強調するように。
素材の組み合わせバランスがポイント。後は時が美しく仕上げてくれることでしょう。
表の道路からの視線が目隠しの開口部(階段部分)からウッドデッキやリビングまで入ってくるという問題がありました。
このような場合、視線の途中に目を引くフォーカルポイントを作るならば外部からの視線はそこで留まってしまい奥まで入ってきません。
M様のお宅ではイギリス製のプランターを2重使いとして目を引くフォーカルポイントを作りました。
このような視線を物理的にさえぎる方法以外に、視線を誘導する目隠しデザインも有効です。